免疫機能を保つための新しいメカニズムを発見 ~効果的な感染防御ワクチンやがん免疫細胞療法の開発に期待~【愛媛大学】

 愛媛大学大学院医学系研究科の山下政克(やました まさかつ)教授らの研究グループは、 メニン(Menin)というタンパク質が、T 細胞注の疲弊や老化を防止し、免疫機能を正常に保つメカニズム(背後にある分子機構)を世界で初めて解明しました。

 これまでに同研究グループは、MeninがT細胞の疲弊や老化を防ぐ働きを持っていることは見つけて いましたが、そのメカニズムについては解明されていませんでした。今回の研究で、MeninがT細胞のエ ネルギーの消費(代謝)を適切に管理することで疲弊や老化が起こらないようにし、免疫機能の低下を防 いでいることが分かりました。

 今後、今回の研究成果を利用することで、効果的な感染防御ワクチンや新しいがん免疫細胞療法 の開発、加齢に伴う免疫機能の低下予防法の確立へとつながることが期待されます。

 本研究成果は、英国科学誌「Nature Communications」に掲載され、オンライン版で公開されます(平成30年8月17日(日本時間))。

 

 

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