転移性トリプルネガティブ乳がんに対する抗PD-L1抗体アテゾリズマブの長期治療成績とバイオマーカー解析:第Ⅰ相試験【JAMA Oncology】

 欧米の施設における局所進行または転移性の固形がん・血液がんを対象に、抗PD-L1抗体アテゾリズマブ単剤投与の安全性と有効性を検証した第Ⅰ相試験に参加したトリプルネガティブ乳がん116例(年齢中央値53歳)の安全性、臨床効果、治療効果予測因子を解析した。
 治療関連の有害事象は73例(63%)で認められ、うち79%がグレード1/2であった。奏効率(ORR)は一次治療例では24%(21例中5例)、二次治療以降の例では6%(94例中6例)であった。奏効期間中央値は21カ月で、PFS中央値は1.4カ月(95%CI 1.3~1.6カ月)。一次治療例のOS中央値は17.6カ月(同10.2カ月~評価不能)と早期治療例の成績が良好な傾向を認めた。
 また腫瘍浸潤免疫細胞におけるPD-L1の発現が10%以上であることが奏効率およびOSが良好であることに対する独立した予測因子であった。

 

Long-term Clinical Outcomes and Biomarker Analyses of Atezolizumab Therapy for Patients With Metastatic Triple-Negative Breast Cancer:A Phase 1 Study

JAMA Oncology 2018年9月13日

 

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