ゲノム編集を応用した転写調節技術により、がんの増殖を阻害、世界初の取り組み【AMED】

がんの増殖に必要な遺伝情報を読みとれなくする革新的技術開発

川崎医科大学総合外科学講座の深澤拓也准教授と広島大学大学院理学研究科の佐久間哲史講師、国立がん研究センター研究所エピゲノム解析分野の牛島俊和分野長らの研究グループは、CRISPRi (クリスパー インターフィアランス) と呼ばれるゲノム編集を応用した遺伝子の転写調節技術を用いて、がんの増殖を阻害することに成功しました。一度に複数のゲノム領域を標的にできるマルチガイドCRISPRiの応用としては、世界で初めての取り組みとなります。このシステムは、標的のがん遺伝子の情報を読みとれなくすることにより、がんが増殖できないようにするもので、新しいがん治療法開発の基盤となりうる新技術として期待できます。本研究成果は、日本時間の6月27日(水)午前1時00分(ニューヨーク現地時間EDTの6月26日(火)正午)に、がん治療分野の総合科学雑誌「Oncotarget」のオンライン版に公開予定です。なお本研究は、日本医療研究開発機構(AMED)革新的がん医療実用化研究事業「癌関連遺伝子の発現を多重制御するエピゲノム編集ベクターの開発と応用」(研究代表者:佐久間哲史)等による支援を受けて行われました。

 

 

 

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