EGFR遺伝子変異陽性、PD-L1発現陽性でかつTKI未治療の進行非小細胞肺がんに対するペムブロリズマブの投与を検証した第Ⅱ相試験【J Thorac Oncol】

J Thorac Oncol 2018; 13: 1138-1145

 登録予定症例25例中11例が登録された段階で、治療の有効性が認められなかったため、試験は早期中止に。患者の82%は未治療で、64%はEGFR遺伝子変異陽性、73%はPD-L1の発現が50%以上だった。1例(9%)のみに奏効が認められたが、同例の腫瘍を再確認したところ、当初報告されていたEGFR遺伝子変異陽性は誤判定であったことが明らかとなった。

 治療関連の有害事象の発現については既報と同様であったが、2例が登録後に死亡し、うち1例は肺炎に関連する死亡であった。

 これらの結果より、著者らは「PD-L1発現陽性かつEGFR遺伝子変異陽性でTKI未治療の進行非小細胞肺がん患者に対して、たとえPD-L1の発現が強陽性(50%以上)であっても、ペムブロリズマブによる治療は適切な選択肢ではないことが示唆された」と報告している。

A Phase II Study of Pembrolizumab in EGFR-Mutant, PD-L1+, Tyrosine Kinase Inhibitor Naïve Patients With Advanced NSCLC.

 

 

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