未治療のALK融合遺伝子陽性非小細胞肺がんに対するアレクチニブvs.クリゾチニブ:ALEX試験におけるCNS制御効果【Ann Oncol】

 ALK融合遺伝子陽性非小細胞肺がんの一次治療において、日本発の第二世代ALK阻害薬であるアレクチニブの有効性および安全性をクリゾチニブとの比較により検証した第Ⅲ相試験ALEXから、すでに主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が示されているが、今回は、同試験における中枢神経系(CNS)転移への効果に関する結果が報告された。
 同試験でCNS転移を有する症例は122例(アレクチニブ群64例、クリゾチニブ群58例)。担当医評価によるPFSにおけるアレクチニブ群のクリゾチニブ群に対するハザード比(HR)は、CNS転移有り例で0.40(95%CI 0.25~0.64)、CNS転移無し例で0.51(95%CI 0.33~0.80、P=0.36)であり、これらの効果は放射線の治療歴に関わらず認められた。CNSの進行を認めるまでの期間は、アレクチニブ群ではクリゾチニブ群に比べて有意に長かった。

 

Alectinib versus crizotinib in treatment-naïve anaplastic lymphoma kinase-positive (ALK+) non-small-cell lung cancer: CNS efficacy results from the ALEX study.

 

Ann Oncol 2018年9月12日オンライン版

 

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