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論文紹介

自然食品の摂取頻度が高いとがんの罹患リスクが低下

2018-11-01
JAMA

Association of Frequency of Organic Food Consumption With Cancer Risk
Findings From the NutriNet-Santé Prospective Cohort Study

JAMA Intern Med 2018年10月22日オンライン版

 フランスの成人ボランティア6万8, 946人(女性78.0%、平均年齢44.2歳)を対象に、自然食品の摂取とがんの罹患リスクとの関連を前向きに検証したコホート研究。
 平均追跡期間4.56年の間に、1,340例の初発がんの発症が認められ、うちもっとも多かったのが乳がん(459例、34.3%)で、次いで前立腺がん(180例、13.4%)、皮膚がん(135例、10.1%)、大腸がん(99例、7.4%)、非ホジキンリンパ腫(47例、3.5%)だった。
 自然食品の摂取については、16品の食品(果物、野菜、大豆製品、乳製品、肉・魚 、卵、穀物および豆類、パンとシリアル、小麦粉、植物油と調味料、加工食品、コーヒー・紅茶・ハーブティー、ワイン、ビスケット、チョコレート、砂糖、マーマレード、その他の食品、サプリメント)の摂取頻度に関する情報をウェブベースの聞き取り調査から収集。それらのデータから自然食品スコア(0~32ポイント)を算出した。
 その結果、自然食品スコアと全がんの罹患リスクの間に有意(P=0.001)な負の相関が認められた。