腎細胞がん

論文紹介

ゲノム情報を加味した進行腎細胞がんの予後予測モデルを提唱:後ろ向きコホート研究

2018-11-12
Lancet Oncology

Genomically annotated risk model for advanced renal-cell carcinoma: a retrospective cohort studySurvivor Study cohort

Lancet Oncology 2018年11月8日オンライン版

 COMPARZ試験(予測式作成用コホート)およびRECORD-3試験(検証用コホート)を用いた後ろ向きコホート研究の結果、チロシンキナーゼ阻害薬による治療を受けた進行性または転移性の腎細胞がん患者において、BAP1、PBRM1、TP53遺伝子変異は独立した予後値を有しており、これらのゲノム情報を加味した予後予測モデルはMSKCC分類による予後予測モデルよりも優れていた〔全生存率の精度(C-index):0.637(95%CI 0.595〜0.679) vs. 0.595(95%CI 0.557〜0.634)〕。