乳がん

論文紹介

治療歴を持つ転移性トリプルネガティブ乳がん患者に対するペムブロリズマブ単剤療法:KEYNOTE-086研究

2018-11-30
Ann Oncol

Pembrolizumab Monotherapy for Previously Treated Metastatic Triple-Negative Breast Cancer: Cohort A of the Phase 2 KEYNOTE-086 Study

 対象は、転移のため1度以上の全身療法、アンスラサイクリン系薬剤とタキサン系薬剤による治療を経験し、直近の治療中または治療後に増悪した転移性トリプルネガティブ乳がん患者170例。ペムブロリズマブ200mgを3週間ごとに静注した。主要評価項目は全例およびPD-L1陽性集団における奏効率(ORR)。検討の結果、ORRは全例:5.3%、PD-L1陽性集団:5.7%。病勢コントロール率は全例:7.6%、PD-L1陽性集団:9.5%。治療関連の有害事象は103例(60.6%)に発現し、そのうちグレード3および4の有害事象は22例(12.9%)に認められた。治療関連死はなかった。

Annals of oncology 2018年11月26日オンライン版