病理

プレスリリース

生体深部のがん細胞などを可視化する新たな標識材料を開発

2018-12-17
電気通信大学

 電気通信大学大学院情報理工学研究科の牧昌次郎准教授は、黒金化成株式会社との共同研究により、生体深部の癌細胞などを可視化する新たな標識材料:ルシフェリンアナログ『seMpai』 の開発に成功しました。『seMpai』では、生体内深部可視化に適した近赤外発光特性と、生体投与時の水溶性特性を両立させることにより、肺がん転移モデルマウスを用いた場合、従来の天然型ホタルルシフェリンに比して、感度約 4–6 倍の明瞭な画像を得ました。このため、腫瘍学や高度再生医療の研究分野における標識材料として最適です。今回開発した『seMpai』は、黒金化成株式会社で製造し、メルク株式会社(旧シグマアルドリッチ・ジャパン合同会社)を皮切りに、広く販売を開始します。