骨髄腫

論文紹介

初発多発性骨髄腫に対するレナリドミド維持療法はPFSを改善するがOSは改善せず:オープンラベル多施設共同ランダム化第Ⅲ相試験Myeloma XI

2018-12-18
Lancet Oncology

Lenalidomide maintenance versus observation for patients with newly diagnosed multiple myeloma (Myeloma XI): a multicentre, open-label, randomised, phase 3 trial

 化学療法による導入療法後に自家造血幹細胞移植を受けた初発多発性骨髄腫患者1,917例を、レナリドミド群(1,137例)および観察群(834例)にランダムに割り付けて検討。追跡調査中央値は31カ月(IQR 18〜50)、無増悪生存期間中央値は観察群の20カ月(95%CI 18〜22)に対してレナリドミド群では39カ月(36〜42)と有意に長かったが〔HR 0.46(0.41〜0・53)、P<0.0001〕、3年全生存率は観察群の75.8% (72.4〜79.2)に対してレナリドミド群では78.6%(75.6〜81.6)と有意差は見られなかった〔HR 0.87(0.73〜1.05)P=0.15〕。
重篤な有害事象はレナリドミド群の494例、観察群の150例に認められ、レナリドミド群、観察群ともに最も多く見られたのが感染症であった。460例〔レナリドミド群234例、観察群226例〕が死亡し、レナリドミド群において治療関連死は認められなかった。


Lancet Oncology 2018年12月14日オンライン版