肝がん

論文紹介

肝がん患者の自然経過に対するHIV感染の影響:国際的マルチコホート研究の成績から

2018-12-25
Journal of Clinical Oncology

Influence of HIV Infection on the Natural History of Hepatocellular Carcinoma: Results From a Global Multicohort Study.

 対象は、四大陸で登録された抗がん治療を受けていない肝がん患者1,588例。そのうちの132例がHIV陽性であった。肝がん診断時、HIV陽性患者の多くが抗レトロウイルス療法中(治療期間中央値8.3年)、CD4陽性Tリンパ球数(中央値)256/μL、HIV RNA検出限界以下であった。
 検討の結果、OS中央値はHIV非感染患者の4.1カ月に対し、HIV感染患者では2.2カ月と短かった。HIV陽性とOSとの関連性は、ステージ、抗がん治療、および地理的起源とは独立していた。

J Clin Oncol 2018年12月18日オンライン版