食道がん

論文紹介

ハイブリッド低侵襲食道切除術は開腹術と比べ合併症リスクは半減、予後は同様

2019-01-10
NEJM

Hybrid Minimally Invasive Esophagectomy for Esophageal Cancer

N Engl J Med 2019; 380:152-162

 フランスにおける中部~下部の切除可能食道がん患者を対象に、開胸食道切除術群(104例)とハイブリッド低侵襲食道切除術群(103例)で比較したランダム化比較試験。重篤な術中・術後合併症の発症率は、開胸食道切除術群では36%だったのに対し、ハイブリッド低侵襲食道切除術群では64%だった(オッズ比0.31、95%CI 0.18~0.55、P<0.001)。また重篤な呼吸器合併症の発症率は、開胸食道切除術群で30%、ハイブリッド低侵襲食道切除術群で18%だった。
 3年時の全生存率、無病生存率はそれぞれ、開胸食道切除術群で55%、48%、ハイブリッド低侵襲食道切除術群では67%、57%だった。