乳がん

論文紹介

早期乳がんに対する用量強化療法は予後改善に寄与:26のRCTのメタ解析

2019-02-08
Lancet

Increasing the dose intensity of chemotherapy by more frequent administration or sequential scheduling: a patient-level meta-analysis of 37298 women with early breast cancer in 26 randomised trials

 26のランダム化比較試験における早期乳がん患者3万7,298例をアントラサイクリン系薬とタキサン系薬の化学療法について、標準療法群と強化療法群(2週間投与 vs. 3週間投与、順次投与 vs. 同時投与)に分けて検討。
 薬剤の総投与量はほぼ同等であったが、用量強化群ではG-CSF製剤の併用が多かった。10年再発率〔28.0% vs. 31.4%、レート比(RR)0.86(95%CI 0.82〜0.89)、P<0.0001〕、10年乳がん死亡率〔18.9% vs. 21·3%、RR 0.87(0.83〜0·92)、P<0.0001〕、全死亡率〔22.1% vs. 24.8%、RR 0.87、(0.83〜0.91)、P<0.0001〕はいずれも標準療法群に比べて強化療法群で低かった。

Lancet 2019年2月7日オンライン版