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癌治療学会・臨床腫瘍学会が暫定的臨床提言:dMMR固形がんに対する診断および免疫CP阻害薬を用いた診療に関して

2019-03-29
日本臨床腫瘍学会

日本癌治療学会および日本臨床腫瘍学会は本日(3月29日)、『ミスマッチ修復機能欠損(dMMR)固形がんに対する診断および免疫CP阻害薬を用いた診療に関しする暫定的臨床提言』を発出。パブリックコメントを募集すると発表した。パブコメの募集期間は2019年4月26日(金)23:59まで。

同提言が発出された背景には、昨年末(2018年12月)にわが国において進行・再発dMMR固形がんに対し、抗PD-1 抗体ペムブロリズマブが薬事承認されたことがある。現在発刊の各診療ガイドラインでは、dMMR 固形がん患者に対する抗PD-1 抗体を投与する際の診療の要点について臓器横断的に網羅されたものはない。

本暫定的臨床提言では、dMMR 固形がん患者を診療する際の留意事項を、dMMR 判定検査のタイミング・方法、抗PD-1/PD-L1 抗体薬療法の位置付け、診療体制を含めて系統的に記載。さらに、次世代シークエンス法による包括的遺伝子検査や血液サンプルを用いた体細胞遺伝子検査(リキッドバイオプシー)の開発が急速に進んでいることを受けて、これら新しい検査法についても内容に含めたという。

両学会は、「本ガイドラインは、委員のコンセンサスが多く含まれることを考慮して、その位置づけを『暫定的臨床提言(Provisional Clinical Opinion)』とした」としている。