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【寄稿】がん死亡率が米国に逆転される理由 ~日本のがん対策の問題点~

2019-04-02
Medical Tribune ウェブ

 Medical Tribune新聞版は2019年1月24日号の1面トップで、米国がん協会(ACS)が公表した最新のがん統計について報じた(関連記事:米・がん死亡率、25年間で27%低下」)。この統計では、1971年のニクソン米国大統領(当時)のがんに対する戦争宣言以来のがん対策の取り組みの成果として、米国のがん死亡率(男女合計、2000年米国人口を標準とした年齢調整死亡率)はピーク時の1991年から2016年までの25年間で27%低下し、部位別には肺がん、大腸がん、乳がんなど多くの部位で死亡率が減少していたことが示されている(CA Cancer J Clin 2019; 69: 7-34)。これらは、タバコ・コントロールによる喫煙率の低下とがん検診の普及、そして治療の進歩によるものと考える。