卵巣がん

論文紹介

NiraparibはBRCA変異有無に関わらず化学療法歴のある卵巣がんで有効【Lancet oncology】

2019-04-04
Lancet Oncology

Niraparib monotherapy for late-line treatment of ovarian cancer (QUADRA): a multicentre, open-label, single-arm, phase 2 trial

 3レジメン以上の化学療法歴を有する卵巣がん患者463例に対しPARP阻害薬niraparibの効果を検討。463例中151例(33%)は治療抵抗性で、161例(35%)はプラチナ製剤に対して抵抗性であった。
 有効性の主解析の解析対象集団〔3〜4レジメンの化学療法歴とプラチナベースの治療に感受性を有する相同組み換え修復異常(HRD)陽性の卵巣がん患者、BRCA変異の有無は問わない〕47例における奏効率は28%(95%CI 15.6〜42.6、片側P=0.00053)であった。
 治療に関連する主なグレード3の有害事象は貧血(113/463例、24%)および血小板減少症(95/463例、21%)、主な重篤な有害事象は小腸閉塞(34/463例、7%)、血小板減少症(34/463例、7%)、嘔吐(27/463例、6%)で、胃出血による死亡(1例)は治療との関連が認められた。

Lancet Oncology 2019年4月1日オンライン版