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すべての新規乳がん患者への遺伝子検査を推奨【ASBrS】

2019-04-05
The ASCO Post
推薦記事 田村 宜子 氏 虎の門病院 乳腺・内分泌外科 医長 

American Society of Breast Surgeons Recommends Genetic Testing for Newly Diagnosed Patients With Breast Cancer


 米国乳腺外科学会( the American Society of Breast Surgeons;ASBrS)は、新規に診断されたすべての乳がん患者に遺伝子検査を推奨した。これは、NCCNが年齢やある種のがんのタイプに制限していた遺伝子検査の枠を拡大した形となった。概要は以下のとおり。
1.乳腺外科医、遺伝子カウンセラー、および遺伝子検査についての知識を有する医療従事者は、患者への教育やカウンセリングを提供することができる。また、患者に対し遺伝子検査を推奨し、取り決めることができる。
2.遺伝子検査は、乳がんの個人歴を有するすべての患者に利用されるべきである
3.以前に遺伝子検査を受けた患者でも、最新の検査により恩恵を受ける可能性がある
4.NCCNガイドラインの基準を満たしていない乳がん患者にも遺伝子検査は利用されるべきである
5.確立されていない変異の有意性は臨床的な意味を持たない

■推奨コメント
実臨床では将来こうなるであろうと感じていましたが、recommendationで出たことにインパクトがあります。
somaticもgerm lineもパネル時代となり、カウンセリングの重要性とともにVUSに対する対応もしっかり検討すべきですね。

(田村宜子氏)