全領域

論文紹介

がん治療により救急外来が急増

2019-04-18
JAMA Oncology

Treatment-Related Complications of Systemic Therapy and Radiotherapy

 本検討は、がん治療と救急外来での受診との関連を調査するために行われた。対象は、2006~15年に救急外来での治療を必要とした1億3,000件で、そのうちがんの全身療法と放射線治療を原因としたものは150万件であった。がんの全身療法と放射線治療を原因とする合併症による救急外来の受診件数は、全ての件数と比べて10年間で5.5倍高い割合で増加していた。合併症としては好中球減少、敗血症、貧血が最も多く、入院と最も関連があるのは敗血症、肺炎、急性腎障害であり、これらが医療費増加に寄与していることがうかがえた。