骨髄腫

論文紹介

レナリドミド既治療の再発・難治性多発性骨髄腫に対するPVd療法はVd群と比べてPFSを延長:ランダム化非盲検第Ⅲ相試験OPTIMISMM【Lancet oncology】

2019-05-14
Lancet Oncology

Pomalidomide, bortezomib, and dexamethasone for patients with relapsed or refractory multiple myeloma previously treated with lenalidomide (OPTIMISMM): a randomised, open-label, phase 3 trial

 レナリドミドは多発性骨髄腫の標準療法となりつつある反面、治療抵抗性の患者に対するアンメットニーズが増大している。本研究はレナリドミド既治療の再発または難治性多発性骨髄腫患者559例をポマリドミド+ボルテゾミブ+低用量デキサメタゾンを投与するPVd群281例とボルテゾミブ+低用量デキサメタゾンを投与するVd群278例にランダムに割り付けて有効性と安全性を検討。
 追跡期間中央値は15.9カ月(IQR 9.9〜21.7)で、無増悪生存期間(PFS)中央値はVd群の7.10カ月(95%CI 5.88〜8.48カ月)に対してPVd群では11.20カ月(95%CI 9.66〜13.73カ月)と有意に延長していた〔ハザード比0.61(95%CI 0.49〜0.77)、P<0.0001〕。
 主なグレード3もしくは4の有害事象は好中球減少症〔PVd群42%(116/278例)、Vd群9%(23/270例)〕、感染症〔31%(86例)、18%(48例)〕、血小板減少症〔27%(76例)、29%(79例)〕で、重篤な有害事象はそれぞれ57%(159例)、42%(114例)に認められた。

Lancet Oncology 2019年5月13日オンライン版