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プレスリリース

アクリルアミド摂取量と食道・胃・大腸がんとの関連、日本人では認められず

2019-06-28
国立がん研究センター

 私たちは、いろいろな生活習慣と、がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気との関係を明らかにし、日本人の生活習慣病予防や健康寿命の延伸に役立てるための研究を行っています。平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県中部、茨城県水戸、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県宮古、大阪府吹田の10保健所管内(呼称は2019年現在)にお住まいだった40~69歳の方々のうち、研究開始から5年後に行った食事調査票に回答し、食道・胃・大腸がんになっていなかった約8万8千人を、平成25年(2013年)まで追跡した調査結果にもとづいて、アクリルアミド*摂取量と食道がん・胃がん・大腸がん罹患との関連を調べ、研究結果を論文発表いたしましたので紹介いたします(Cancer Epidemiology, Biomarker & Prevention. 2019年6月ウェブ先行公開)。

*アクリルアミド:炭水化物を多く含む原材料を高温(120℃以上)で加熱調理した食品などに含まれる可能性があるとされる。例えば、ポテトチップス、フライドポテト、ビスケット・クッキーのように穀類を原材料とする焼き菓子など。トーストしたパンなどにも含まれていることが確認されている