乳腺

プレスリリース

ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がんへのribociclib+フルベストラント、閉経前患者に続いて閉経後患者でもOS延長

2019-08-01
ノバルティス

Novartis Kisqali significantly prolongs life in women with HR+/HER2- advanced breast cancer now in two distinct Phase III trials

 スイス・Novartis社は7月31日、閉経後ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がんを対象にCDK4/6阻害薬ribociclibとフルベストラントの併用療法の有効性および安全性をプラセボ+フルベストラントを対照に検証した第Ⅲ相臨床試験MONALEESA-3の結果から、副次評価項目の全生存期間(OS)の事前に規定された中間解析の結果から、ribociclib+フルベストラント群での有意な延長が認められたことを発表した。詳細については、今後の学会で発表される予定であるという。

 なおribociclibの国内での開発は中止されているものの、今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2019)では、閉経前進行乳がんを対象に内分泌療法とribociclib併用の有効性と安全性を検討した第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験MONALEESA-7の結果から、OSの有意な延長が認められたことが報告されている(関連記事:「乳がんで初のOS改善、CDK4/6阻害薬ribociclib+内分泌療法」)。

 さらに前日の7月30日には、米・Eli Lilly社が同じくホルモン受容体陽性HER2陰性乳がんを対象にCDK4/6阻害薬アベマシクリブとフルベストラントを検証した第Ⅲ相臨床試験MONARCH2の結果から、OSの有意な延長を認めたことを報告している。