骨髄腫

プレスリリース

多発性骨髄腫の抗体薬エロツズマブの新たな作用機序を発見

2019-08-21
自治医科大学

 多発性骨髄腫は悪性リンパ腫に次いで2番目に多く発症する造血器腫瘍です。国立がん研究センターによる5年生存率は36.6%と極めて不良なため、最近になって複数の抗体医薬が認可されました。エロツズマブはその一つで、骨髄腫細胞に発現するSLAMF7に結合、抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)を介して骨髄腫細胞の除去に働くと考えられていました。しかしながら、より高い治療効果を得るため、さらなる作用機序の解明は重要な研究課題です。
 今回、自治医科大学・幹細胞制御研究部の菊池次郎准教授、小山大輔講師、古川雄祐教授らは、茨城県立中央病院や大分大学、国立国際医療研究センター、東京女子医科大学、栃木県立がんセンター、東京大学、ブリストルマイヤーズスクイブ社との共同研究によりエロツズマブの新たな作用機序を発見しました。