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論文紹介

高所得国におけるがんの生存率・死亡率・発生率推移:集団ベース研究SURVMARK-2【Lancet Oncol】

2019-09-10
Lancet Oncology

Progress in cancer survival, mortality, and incidence in seven high-income countries 1995–2014 (ICBP SURVMARK-2): a population-based study

Lancet Oncology 2019年9月11日オンライン版



 集団ベース研究により、高所得国7カ国(オーストラリア、カナダ、デンマーク、アイルランド、ニュージーランド、ノルウェー、英国)における7部位(食道、胃、結腸、直腸、膵臓、肺、卵巣)のがんの生存率、死亡率、発生率を調査。1995〜2014年に診断された376万4,543例のがん患者を検討した結果、ほとんどのがんにおいて生存率が改善し、国別の比較ではオーストラリア、カナダ、ノルウェーでより改善が認められた。また、診断時に75歳以上だった患者と比べて75歳未満だった患者でより生存率の改善が認められ、特に予後不良のがんである食道がん、胃がん、膵臓がん、肺がんで改善が認められた。研究期間中のがんコントロールの進歩(生存率の向上、発生率と死亡率の低下)は胃がん、結腸がん、肺がん(男性)、および卵巣がんで顕著であった。