子宮がん

卵巣がん

プレスリリース

希少な子宮・卵巣がん肉腫のゲノム異常パターンに基づく新しい分類法を開発

2019-11-01
がん研究会

 子宮および卵巣に生じるがん肉腫は、一つの腫瘍の中で、上皮性のがん腫と、非上皮性の肉腫が混在する稀ながんで、症例数は少ないものの、高い多様性を示します。治療が効きにくく、再発や転移をしやすいがんです。乳がんなどの他のがんで行われているように、生物学的な性質に基づいた病型分類を行い、病型に応じた治療を行う方法を開発する必要がありますが、症例数が少ないために、これまで病型分類を行うことができませんでした。
 がん研究会の森誠一らの研究グループは、子宮および卵巣がん肉腫109症例の手術検体について、次世代シーケンサ(NGS)を用いた、がん肉腫では世界で最大規模の包括的オミックス解析を行いました。腫瘍のゲノム異常のパターンから、予後や臨床的特徴が大きく異なる4つの分子型に分類する方法を開発しました。