胆管がん

プレスリリース

ARID1A欠失は胆管癌の悪性化を促し、ヒストン修飾を介して幹細胞遺伝子の発現亢進に働く 肝内胆管癌治療薬の新しい標的を発見

2019-11-07
東京医科歯科大学

【ポイント】
・胆管癌において、エピジェネティック制御遺伝子の異常が高頻度に認められますが、その分子機構はいまだ解明されていません。
・本研究グループは、エピジェネティック制御遺伝子の一つである ARID1A の発現低下が肝内胆管癌の悪性
化に関与していることを見出しました。
・ARID1A はヒストン脱アセチル化酵素 HDAC1 と結合し、ヒストン修飾を介して幹細胞遺伝子の発現を抑制することで、癌に対して抑制的に働くことを世界に先駆けて明らかにしました。
・本研究成果により、ARID1A によるヒストン修飾異常を標的とした新規治療法の開発が期待されます。