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プレスリリース

がん抑制遺伝子が不活性化される新たなメカニズムの発見 成人T細胞白血病、悪性リンパ腫のエピゲノム異常の原因特定と新薬の開発にむけて

2019-11-20
AMED日本医療研究開発機構

【ポイント】
・ATL、悪性リンパ腫、一部の固形がんなどで発がんを抑える遺伝子について、その発現が抑制される原因を特定し、さらに特異的に阻害する化合物を開発することで新たな治療法を提案した。
・多くのがんで見られるエピゲノム異常を誘導する酵素(EZH1とEZH2)について、その複雑な働きを突き止め、さらにそれらを阻害する化合物を開発し、非臨床研究において高い有効性と持続性を示した。
・エピゲノム異常は多くのがんの根幹にある性質であり、その原因の一つを特定し、さらに創薬への応用にまでつなげた本成果は、予後不良な腫瘍性疾患に対する新たな可能性を示しており、社会的意義は大きい。