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免疫療法

論文紹介

ニボルマブ、MMR異常の非大腸がんに広く有効性示す【JCO】

Nivolumab Is Effective in Mismatch Repair-Deficient Noncolorectal Cancers: Results From Arm Z1D―A Subprotocol of the NCI-MATCH(EAY131) Study

J Clin Oncol 2019年11月25日オンライン版

 既に、ミスマッチ修復機能(MMR)異常の大腸がんに対するニボルマブの有用性が認められている。本研究では、NCI-MATCH試験登録患者のデータを用いて「ニボルマブはMMR異常の非大腸がん患者に有効である」との仮説が検証された。
 対象は、末端臓器機能が良好で、ECOGのPS≦1、MMR異常の再発または治療抵抗性非大腸がん患者42例(子宮内膜腺がん13例、前立腺がん5例、子宮がん肉腫4例他)。MMR異常はMLH1遺伝子またはMSH2遺伝子の完全欠損と定義された。主要評価項目は奏効率であった。
 解析の結果、奏功率36%(15/42例)、安定21%であった。6、12、18カ月時点の推定無増悪生存率は、それぞれ51.3%(90%CI 38.2%~64.5%)、46.2%(90%CI 33.1%~59.3%)31.4%(90%CI 18.7%~44.2%)。全生存期間(中央値)は17.3カ月、有害事象はほぼ低グレードであった。

2019-11-26
Journal of Clinical Oncology