乳腺

論文紹介

デノスマブは高リスク早期乳がんの疾患関連アウトカムを改善せず:第Ⅲ相試験D-CARE【Lancet Oncol】

Adjuvant denosumab in early breast cancer (D-CARE): an international, multicentre, randomised, controlled, phase 3 trial

Lancet Oncol 2019年12月2日オンライン版

 プラセボ対照第Ⅲ相ランダム化比較試験D-CAREでは、標準的な術前/術後補助療法を受けている再発リスクの高い早期乳がん女性患者4,509例を対象にデノスマブによる術後補助療法が骨転移のない生存期間を延長するかを検討。
 無骨転移生存期間の中央値はデノスマブ群(2,256例)、プラセボ群(2,253例)ともに未到達で有意差はなかった〔HR 0.97(95%CI 0.82〜1.14)、P=0.70〕。主なグレード3以上の有害事象は好中球減少症(デノスマブ群15%、プラセボ群15%)、熱性好中球減少症(5%、6%)、白血球減少症(3%、3%)であった。顎骨壊死はそれぞれ5%、1%に認められ、低カルシウム血症はそれぞれ7%、4%で発生した。

2019-12-09
Lancet Oncology