乳腺

論文紹介

ホルモン受容体の陽性/陰性別の乳がん特異的生存率【JAMA Netw Open】

Clinicopathological Characteristics and Breast Cancer-Specific Survival of Patients With Single Hormone Receptor-Positive Breast Cancer

JAMA Netw Open 2020年1月3日オンライン版

 SEERデータベースを用いたコホート研究により、ホルモン受容体の陽性/陰性別に乳がん特異生存率を検討。対象は乳がん患者82万3,399例(女性81万8,002例、男性5,397例)、診断時の年齢中央値は60歳(8〜108歳)、追跡期間中央値は71カ月(0〜311カ月)。内訳はER+/PR+が67.2%、ER+/PR-が12.2%、ER-/PR+が1.6%、ER-/PR-が 19.0%であった。

■ER+/PR+に比べ、ER+/PR-とER-/PR+は乳がん特異的生存率は不良であった。
・ER+/PR-〔HR 1.36(95%CI 1.34〜1.38)〕
・ER-/PR+〔HR 1.61(95%CI 1.55〜1.67)〕

■対象的に、ER-/PR-に比べて乳がん特異的生存率は良好であった。
ER+/PR-〔HR 1.27(95%CI 1.24〜1.29)〕
ER-/PR+〔HR 1.07(95%CI 1.03〜1.11)〕

■ER+/PR-とER-/PR+の比較では、ER-/PR+で乳がん特異的生存率が不良であった 〔HR 1.18(95% CI 1.14〜1.23)〕。

2020-01-09
JAMA Netw Open