前立腺がん

論文紹介

前立腺切除後の術後補助化学療法、PFSを延長せず:第Ⅲ相試験VA CSP#553【Eur Urol】

2020-01-14
European Urology

Veterans Affairs Cooperative Studies Program Study #553: Chemotherapy After Prostatectomy for High-risk Prostate Carcinoma: A Phase III Randomized Study

Eur Urol 2020年1月7日オンライン版

 前立腺切除後の術後補助化学療法の評価を目的に、根治的前立腺摘除術を行った高リスク前立腺がん患者298例を経過観察を行う標準療法群とドセタキセル+プレドニゾンを投与する化学療法群にランダムに割り付けて検討を実施。
 主要評価項目の無増悪生存期間(PFS)は標準療法群の42.2カ月に対して化学療法群は55.5カ月で有意差は認められなかった〔ハザード比(HR)0.80(95%CI 0.58〜1.11)、P=0.18 〕。サブグループ解析では、stage T3b以上〔HR 0.54(95%CI 0.32〜0.92)、P=0.022)〕およびGleasonスコア7以上〔HR 0.65(95%CI 0.43〜0.99)、P=0.046〕では術後補助化学療法によりPFSの有意な延長が示された。