非小細胞肺がん

プレスリリース

本庶氏らのグループ、抗PD-1抗体の効果判定を血液検査のみで可能に【京都大学】

  京都大学高等研究院副院長・特別教授の本庶佑氏、京都大学大学院免疫ゲノム医学特定准教授の茶本健司氏、同研究員の波多江龍亮氏 (現・九州大学助教)らの研究グループは、肺がん患者の血液で抗PD-1抗体の効果を判定する方法を発見した。
 非小細胞肺がん患者の血中免疫細胞のエネルギー代謝状態や、血漿中の代謝産物に注目し、4項目を調べることで抗PD-1抗体が効く患者と効かない患者を高い確率で見分けることに成功した。この方法は血液を使用するため、侵襲性の少ない診断法として期待される。またPD-1阻害がん免疫治療の有効性を予測できるだけでなく、治療効果を改善するための次の研究につながることも考えられるという。

 本研究の成果は国際学術誌JCI Insight 2020年1月30日オンライン版に注目演題(Issue highlight))として掲載された。

2020-01-31
京都大学