非小細胞肺がん

論文紹介

MET増幅EGFR陽性NSCLCに対するオシメルチニブ+savolitinib:第1b相試験TATTON【Lancet Oncol】

Osimertinib plus savolitinib in patients with EGFR mutation-positive, MET-amplified, non-small-cell lung cancer after progression on EGFR tyrosine kinase inhibitors: interim results from a multicentre, open-label, phase 1b study

Lancet Oncol 2020年2月3日オンライン版

 MET増幅を有するEGFR変異陽性NSCLCにおいて、EGFR-TKIとMET阻害薬の併用が有効である可能性が示唆されている。本研究は多施設、非盲検の第Ⅰb相試験TATTONの2つの拡大コホートの報告であり、下記の症例に対して第三世代EGFR-TKIオシメルチニブ+MET阻害薬savolitinibを投与し、安全性と忍容性を検討した。

■パートB(144例)
・第三世代EGFR-TKIによる治療経験あり(B1)
・第三世代EGFR-TKIによる治療経験なし+T790M陰性(B2)
・T790M陽性(B3)

■パートC(42例)
・第三世代EGFR-TKIによる治療経験なし+T790M陰性

 グレード3以上の有害事象はパートBの79/138例(57%)、パートDの16/42例(38%)に認められた。Savolitinibに関連すると思われる有害事象はそれぞれ115例(83%)、25例(60%)に認められ、重篤な有害事象はそれぞれ62例(45%)、11例(26%)に認められた。パートBで治療に関連すると思われる2例の死亡(急性腎不全、不明)が認められた。部分奏効(PR)はパートBの66例(48%)、パートDの23例(64%)で認められた。

2020-02-05
Lancet Oncology