大腸がん

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論文紹介

切除可能大腸がん肝転移へのセツキシマブ上乗せでPFS、OSともに有意に不良:第Ⅲ相試験new EPOCの長期成績【Lancet Oncol】

Systemic chemotherapy with or without cetuximab in patients with resectable colorectal liver metastasis (New EPOC): long-term results of a multicentre, randomised, controlled, phase 3 trial

Lancet Oncol 2020年1月31日オンライン版

 KRAS野生型で切除可能大腸がん肝転移例を対象とした第Ⅲ相ランダム化比較試験new EPOCの中間解析では、化学療法(FOLFOX/CapeOX/FOLFIRI)単独と比べて、化学療法+セツキシマブ併用療法によりPFSは有意に劣っていた。本検討では長期追跡によリOSに与える影響の評価を主な目的としている。
 追跡期間(中央値)は66.7カ月(IQR 58.0〜77.5)で、PFS(中央値)は化学療法単独群(128例)が22.2カ月(95%CI 18.3〜26.8)、化学療法+セツキシマブ併用群は15.5カ月(同13.8〜19.0、HR 1.17、同 0.87〜1.56、P=0.304)。OSについてはそれぞれ81.0カ月(同59.6〜未到達)、55.4カ月(同43.5〜71.5)であり(HR 1.45、同1.02〜2 .05、P=0.036)、いずれも化学療法+セツキシマブ併用群が有意に劣っていた。

2020-02-07
Lancet Oncology