非小細胞肺がん

免疫療法

論文紹介

ペムブロリズマブの上乗せでNSCLC患者のQOLを有意に改善:KEYNOTE-189【Lancet Oncol】

Patient-reported outcomes following pembrolizumab or placebo plus pemetrexed and platinum in patients with previously untreated, metastatic, non-squamous non-small-cell lung cancer (KEYNOTE-189): a multicentre, double-blind, randomised, placebo-controlled, phase 3 trial

Lancet Oncol 2020年2月6日オンライン版

 二重盲検第Ⅲ相ランダム化比較試験KEYNOTE-189では、化学療法未治療のEGFR変異陰性、ALK変異陰性の進行・再発非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者616例を対象に化学療法(ペメトレキセド+プラチナ製剤)に対する抗PD-L1抗体ペムブロリズマブの上乗せを検討。全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)ともに有意に延長したことが報告されてる(関連記事:「キイトルーダ、肺がんの一次治療で新展開」)。

 本検討は事前に設定された探索的研究で、ペムブロリズマブ+化学療法群405例とプラセボ+化学療法群202例における患者報告アウトカムについて評価。プラセボ+化学療法群に比べ、ペムブロリズマブ+化学療法はGHS/QOLスコアを有意に改善した。

■ベースラインから12週のGHS/QOLスコアの変化
ペムブロリズマブ併用群1.0(95%CI -1.3〜3.2)vs. プラセボ併用群-2.6(同 -5.8〜0.5)、群間差3.6(同 -0.1〜7.2、P=0.053)

■ベースラインから21週のGHS/QOLスコアの変化
ペムブロリズマブ併用群1.3(95%CI -1. 2〜3.6)vs. プラセボ併用群-4.0(同 -7.7〜0.3)、群間差5.3(同 1.1〜9.5、P=0.014)

2020-02-07
Lancet Oncology