大腸がん

論文紹介

AIの深層学習により大腸がん組織片画像から予後予測【Lancet】

Deep learning for prediction of colorectal cancer outcome: a discovery and validation study

Lancet 2020; 395: 350-360

 大腸がんの4つのコホートにおいて、予後の良好・不良が明確であった患者の1,200万以上の染色画像を用いて、畳み込みニューラルネットワーク(CNN;深層学習の1つ)により予後バイオマーカーを開発。主要評価項目はがん特異的生存率とした。
 その結果、AIの深層学習により開発された同バイオマーカーは、がん特異的生存率をよく予測した〔調整後HR 3.04 、95%CI 2.07〜4.47、P<0.0001)。
 著者らは、同バイオマーカーにより、Ⅱ期およびⅢ期の大腸がん患者の予後を予測して階層化することで、術後療法における過剰治療あるいは過少治療を削減できる可能性があると結論している。

2020-02-11
Lancet