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胃癌治療GL速報:EMR/ESDの対象とならないcStageⅠ胃がんへのLADG、LATG、LAPG を標準治療の1つとして推奨

 cStage Iの胃がんにおける開腹幽門側胃切除術(ODG)に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術(LADG)の非劣性を検証するランダム化比較試験(JCOG0912)、およびcStage Ⅰの胃がんに対する腹腔鏡下胃全摘術(LATG)および腹腔鏡下噴門側胃切除術(LAPG)の安全性に関する非ランダム化検証的試験(JCOG1401)に関して、日本胃癌学会ガイドライン委員会がコメントを公表した。

ガイドライン委員会のコメント

 今回の JCOG0912試験において、内視鏡的粘膜切除術(EMR)/内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD) の対象とならないcStage IA/IB〔T1N0、T1N1、T2(MP)N0:胃癌取扱い規約第 13 版〕の胃がん患者に対し、無再発生存期間を主要評価項目として、ODGに対するLADGの非劣性が証明され、LADGが標準治療の選択肢の1つとなり得ることが確認された。また、JCOG1401試験において、EMR/ESD の対象とならないcStage IA/IB(T1N0、T1N1、T2N0:胃癌取扱い規約第 14 版)のLATG/LAPGの安全性が証明された。以上の結果により、EMR/ESDの対象とならないcStage Iの胃癌患者に対する LADG、LATG、LAPG を標準治療の1つとして推奨する。

2020-02-13
日本胃癌学会