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HER2陰性乳がんへの術前療法にペムブロリズマブ上乗せでpCRが2倍以上に:第Ⅱ相I-SPY 2【JAMA Oncol】

推薦記事 明石定子 氏 昭和大学病院 乳腺外科 教授

Effect of Pembrolizumab Plus Neoadjuvant Chemotherapy on Pathologic Complete Response in Women With Early-Stage Breast Cancer: An Analysis of the Ongoing Phase 2 Adaptively Randomized I-SPY2 Trial

JAMA Oncol 2020年2月13日オンライン版

 早期乳がんに対して術前もしくは術後補助療法を行っても、4分の1が5年以内に再発すると言われている。非盲検のランダム化第Ⅱ相試験I-SPY 2では、HER2陰性のⅡ/Ⅲ期乳がん患者を対象にタキサン+アントラサイクリンベースの術前補助化学療法を行う群(対照群:181例)と術前補助化学療法にペムブロリズマブを併用する群(併用群:69例)にランダムに割り付けて有効性と安全性を検討。併用群のうち、40例はHR陽性、29例はTNBCであった。対照群および併用群の病理学的奏効(pCR)は下記の通りであった。

■推定pCR(対照群 vs. 併用群)
HER2陰性:17% vs. 44%
HER2陰性/HR陽性:13% vs. 30%
TNBC:22% vs. 60%

2020-02-19
JAMA Oncology