腎細胞がん

免疫療法

論文紹介

ペムブロリズマブ+ベバシズマブ、転移性腎細胞がんで奏効率60.9%:第Ⅰb/Ⅱ相試験BTCRC-GU14-003【JCO】

Phase Ib/II Clinical Trial of Pembrolizumab With Bevacizumab for Metastatic Renal Cell Carcinoma: BTCRC-GU14-003

J Clin Oncol 2020年2月25日オンライン版

 転移性腎細胞がん(RCC)に対するベバシズマブとペムブロリズマブの併用を検討する単群第Ⅰb/Ⅱ相試験。第Ⅰb相試験には既治療の転移性淡明細胞型RCC患者13例が登録され、ペムブロリズマブ200mgとベバシズマブ10または15mg/kgを3週ごとに投与。用量制限毒性は報告されなかった。
 第Ⅱ相試験には未治療の転移性RCC患者48例が登録され、ペムブロリズマブ200mgとベバシズマブ15mg/kgが投与された。奏効率は60.9%(95%CI 45.5%〜74.9%)で、主要評価項目を達成した。完全奏効(CR)は1例、標的病変のCRは2例、部分奏効(PR)は25例、安定(SD)は18例で、2例が評価不能であった。PFS中央値は20.7カ月(95%CI 11.3〜27.4カ月)、OS中央値は未到達(追跡期間中央値28.3カ月)。主なグレード3の有害事象は高血圧と蛋白尿で、グレード4の有害事象が2例に認められた(十二指腸潰瘍、低ナトリウム血症)。

2020-02-28
Journal of Clinical Oncology