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プレスリリース

ノンコーディングRNAはヌクレオソームを不安定化させて転写を制御【東京大学】

 東京大学定量生命科学研究所教授の胡桃坂仁志氏、がん研究会がん研究所部長の斉藤典子氏らの研究グループは、早稲田大学および熊本大学との共同研究により、核内のノンコーディングRNAにはヌクレオソームを破壊しやすくして転写を制御する機能があることを新たに発見した。

ポイント
・再発乳がんモデル細胞では、ゲノムからエレノア2ノンコーディングRNAが過剰に転写され作られるが、その近傍ではヌクレオソームが緩んでいた
・In vitroの検討でも、エレノア2RNA断片がヌクレオソームを著しく不安化した
・核内のノンコーディングRNAには、ヌクレオソーム構造を緩めて転写を制御する機能があることを新たに発見した

 本研究結果はCommun Biol 2020年2月11日オンライン版に掲載された。

2020-03-03
がん研究会