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論文紹介

がん患者はSARS-COV-2に対してより脆弱か:中国での多施設共同研究【AACR 2020&Cancer Discov】

Patients With Cancer Appear More Vulnerable to SARS-COV-2: A Multi-Center Study During the COVID-19 Outbreak

Cancer Discov 2020年4月28日オンライン版
※全文フリーで閲覧可能

 新型コロナウイルス(COVID-19)が確認されたがん患者105例と、年齢が一致する非がん患者536例を比較した中国における多施設共同研究。
 
 がん患者でのCOVID-19重篤例は血液がん、肺がん、また転移性(ステージⅣ)のがん患者で多かった。
 非転移性のがん患者におけるCOVID-19重篤イベントの発生頻度は、非がん患者の同頻度と同様だった。
 手術を受けた患者では、COVID-19重篤イベントの発生リスクが高かった。一方で、放射線療法のみを受けていたがん患者では、非がん患者と比較して、COVID-19重篤イベントの発生リスクに差は認められなかった。

 著者らは、これらの調査結果が、がん患者は新型コロナウイルス(SARS-COV-2)アウトブレイクに対してより脆弱であることを示唆している、としている。
 同結果の詳細は、AACR 2020バーチャルミーティング(4月27~28日)で発表された。

2020-05-02
Cancer Discovery