非小細胞肺がん

プレスリリース

薬剤情報

EGFR exon20変異NSCLCに対する低分子TKIのmobocertinibが米で画期的治療薬に

 武田薬品は4月28日、プラチナ製剤をベースとした化学療法を実施中あるいは実施後に病勢が進行した上皮増殖因子受容体(EGFR)エクソン20挿入変異を伴う転移性非小細胞肺がん(NSCLC)患者に対する治療薬mobocertinibを米国食品医薬品局(FDA)がBreakthrough Therapyに指定しましたのでお知らせします。
 現在、本疾患に対する既存の治療薬はありません。mobocertinibは、EGFRおよびヒトEGFR2HER2)エクソン20挿入変異を選択的に標的とするよう設計された低分子チロシンキナーゼ阻害薬です。
 今回のBreakthrough Therapy指定は、EGFRエクソン20挿入変異を伴い、全身化学療法による治療歴を有する局所進行あるいは転移性非小細胞肺がんの患者を対象に、mobocertinibの安全性および有効性を評価する臨床第1/2相試験における全奏効率(ORR)および奏効患者に対する長期的な効果に基づいています。本指定は、標的療法が存在せず、現在の治療選択肢があまり効果をもたらさない患者のニーズを満たす点において、治療の進歩の可能性を示唆するものです。

2020-05-07
武田薬品工業