大腸がん

プレスリリース

HER2陽性大腸がんに対するトラスツズマブ デルクステカンの第Ⅲ相試験DESTINY-CRC01のデータをASCOで発表

 第一三共株式会社とアストラゼネカは、トラスツズマブ デルクステカン〔DS-8201、HER2に対する抗体薬物複合体(ADC)〕のグローバル第Ⅱ相臨床試験(DESTINY-CRC01)におけるHER2陽性の進行大腸がん患者を対象としたデータについて、ASCO 2020において発表しましたので、その概要についてお知らせいたします。

 有効性については、中央値で4つの前治療歴があるHER2陽性の対象患者53名において、主要評価項目である客観的奏効率は45.3%でした。また、病勢コントロール率は83.0%、PFS中央値は6.9カ月であり、奏効期間中央値およびOS中央値はまだ到達しておりません。また、抗HER2療法の治療歴のある対象患者16名において、客観的奏効率は43.8%でした。

 安全性については、新たな懸念は認められませんでした。対象患者78名において、グレード3以上の有害事象として、好中球数減少(25.6%)、貧血(14.1%)等がみられました。間質性肺疾患(ILD)については、ILD外部判定委員会により6.4%(5名) が本剤と関連のあるILDと判定され、内訳はグレード2が2名、グレード3が1名、グレード5が2名でした。

2020-06-02
第一三共