小細胞肺がん

免疫療法

プレスリリース

未治療ES-SCLCに対するデュルバルマブ+化学療法併用で死亡リスク25%低下、第Ⅲ相試験CASPIANの最新解析

 アストラゼネカは、第Ⅲ相CASPIAN試験の最新解析の詳細な結果から、イミフィンジ(一般名:デュルバルマブ)と化学療法(エトポシドおよびカルボプラチンまたはシスプラチン)との併用療法が、進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)の成人患者さんの一次治療薬として、持続的かつ臨床的に意義のある全生存期間(OS)の延長を示したことを発表しました。

 CASPIAN試験では、2019年6月に主要評価項目であるOSの延長を達成し、死亡リスクが27%低下〔ハザード比(HR)0.73に基づく、95%CI 0.59〜 0.91、P=0.0047)することが示されました。この結果に基づき、2020年3月に米国FDAにより承認されました。

 2年以上(中央値)の追跡を経た最新の解析結果においてデュルバルマブと化学療法の併用療法群の持続的な有効性が示され、化学療法群と比較して死亡リスクの25%低下(HR 0.75に基づく、95%CI 0.62〜0.91、名目上のP=0.0032)が維持されました。最新のOS中央値はデュルバルマブと化学療法の併用療法群では12.9カ月であったのに対し、化学療法群では10.5カ月でした。また、無作為割付け後24カ月時点の患者さんの生存割合は、化学療法群では14.4%であったのに対し、デュルバルマブと化学療法の併用療法群では22.2%(事後解析)でした。

 CASPIAN試験の最新結果は、2020年5月29日~31日に開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)バーチャル・サイエンティフィック・プログラムにおいて発表されました。

2020-06-08
アストラゼネカ