プレスリリース

尿中ポルフィリン代謝物を用いた非侵襲的な肺がんリスク予測

 ASCO 2020バーチャルミーティングにおいて、帝京大学医学部附属病院が進めているALA-PDS(ALA-Photo-Dynamic Screening)に関する医師主導臨床研究(5-アミノレブリン酸を用いた簡易的がんリスク評価法の検討試験、倫理審査委員会承認番号:17-138、研究実施責任者:山内良兼医師)の成果の第一段階として、肺がん患者を対象としたコホート研究成果が公開されました。当該発表では、85名の肺がん患者を対象とした解析研究が報告されています。

 同報告において、肺がん患者群では健常ボランティア群に比べ、尿中ポルフィリン代謝物が有意に上昇していること、さらにステージ0またはステージIの早期肺がん患者群においても上昇することが確認されたこと、また、PET-CT検査陰性であった肺がん患者群においても、尿中ポルフィリン代謝物の有意な上昇が確認されたことから、ALA-PDSが非侵襲性かつ簡便ながんのリスク予測指標、あるいは早期診断の補助指標としての有用性を示すエビデンスとなっています。当該臨床研究の詳細については、今後学術誌に掲載されるべく、さらなる解析研究が継続されています。

2020-06-23
プリベントメディカル