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プレスリリース

がんや免疫疾患に重要なPD-L2の発現制御機構の解明

 東京理科大学基礎工学部生物工学科の西山千春教授らの研究グループは、免疫細胞に特徴的に発現する細胞表面分子PD-L2の遺伝子発現制御機構を明らかにしました。本研究成果はJ Immunol 2020年7月1日オンライン版に掲載されました。

研究の要旨とポイント
・細胞表面分子PD-L2は様々ながんに関わっていることが知られているPD-1のリガンド分子ですが、その発現制御機構はよくわかっていませんでした
・本研究ではPD-L2の遺伝子発現において、転写因子PU.1が、パートナー分子IRF4と協調的な転写活性化を行うこと、また、PU.1を介してヒストンアセチル化酵素が働いてエピジェネティック制御も行うことを明らかにしました
・これらの分子はがんなどの疾患の治療薬のターゲット分子となる可能性があり、本研究を発展させることで、免疫の抑制機能を効率よく調節する手法の開発につながると期待されます

2020-07-28
東京理科大学