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プレスリリース

肝がんでICI+既存治療の相乗効果に期待:レンバチニブやTACEなどが早期微小環境の免疫状態に影響の可能性【大阪市大】

 大阪市立大学大学院医学研究科・肝胆膵病態内科学の河田則文教授、榎本大准教授、小田桐直志病院講師らの研究チームは、レンバチニブという血管新生阻害剤または肝動脈化学塞栓術(TACE)で治療を受けた肝がん患者の血液で、16種類の可溶性免疫チェックポイント分子を測定したところ、治療導入の1週間後に早くも複数の分子の濃度が有意に変化していることを発見しました。この発見は、肝がんに対しては既存の治療法であっても、がん微小環境の免疫状態に影響を与えている可能性を示しています。

本研究のポイント
・肝がん患者において、既存治療である血管新生阻害剤またはTACEなどが、早期にがん微小環境の免疫状態に影響を与えていることを明らかにした。
・肝がんでは、免疫チェックポイント阻害剤に既存治療を併用することで、相乗効果が得られることが期待される。

2020-08-06
大阪市立大学