乳腺

論文紹介

AIと放射線科医の読影の組み合わせでマンモ検査の精度向上【JAMA Oncol】

External Evaluation of 3 Commercial Artificial Intelligence Algorithms for Independent Assessment of Screening Mammograms

JAMA Oncol 2020年8月27日オンライン版

 マンモグラフィの乳がんスクリーニングにおいて、市販の3つの異なるアルゴリズムの人工知能(AI①~③)の有効性を後ろ向きに検討。乳がん患者739例と健常人8,066例を対象に、放射線科医の読影による特異度(96.6%)をカットオフ値として3種類のAIの診断精度を分析した。

 ROC曲線下面積(AUC)はAI①が0.956(95%CI 0.948〜0.965)、AI②が0.922 (同0.910〜0.934)、AI③が0.920(同0.909〜0.931)。感度は放射線科医による一次読影が77.4%、二次読影が80.1%であったのに対し、AI①が81.9%、AI②が67.0%、AI③が67.4%であった。放射線科医による一次読影とAI①との組み合わせによる感度は88.6%、特異度は93.0%であり、AIと放射線科医の読影との組み合わせでは最も診断精度が高く、一次読影と二次読影の組み合わせよりも高かった。

2020-08-31
JAMA Oncology